(あ!!モチロン、顔だけじゃないわヨ!!) 輪郭もキレイだし、整えられた眉も、通った鼻筋も、少し厚めで真一文字に結ばれた唇も、顎のラインも…。 「? さっきから何ですかグレル・サトクリフ? 人の顔をジロジロと見て…。 言いたい事があるならはっきり言いなさい。」 そして中でも特にアタシが好きな、切れ長の緑色の(アタシもだけどね)冷たい瞳で、ギロリと睨まれて… …アアンッ、ゾクゾクしちゃう…!! 「ウィルの顔を見てると、ドキドキしちゃうの。」 「なら見るのを止めれば良いでしょう?」 彼はため息をついて眼鏡のつるを上げる。 「でも見ていたいのヨ、アナタの顔を。」 「訳の解らない事を言っている暇があるなら手を動かしなさい。」 照れているのか少し眉根を寄せつつ、フイッとそっぽを向くウィリアム。 「あん、もっとウィルの顔を見ていたいのにい〜。」 「…後でゆっくり、間近で見れば良いでしょう…? …定時に上がれば時間はたっぷりあります。」 それを聞いたアタシは顔を真っ赤にした。 「私は貴方の顔も、嫌いではない。」 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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