1/3ページ目 朝から仕事で、だるいけど行かなくちゃいけなくて、 寝ぼけ眼で歩いていたら、六番隊隊室の近くで、愛しの恋人、紅い後輩にあった。 「阿散井!」 「檜佐木先輩!おはようございます!」 俺にあったから急にシャキッ!としたものの、眠いのがまる分かりだ。 「阿散井、おまえ、寝てないだろ。」 「あー…;分かります?」 「笑ってんじゃねぇよ。無理すんな?」 「有難うございます。でも、大丈夫っスよ。」 可愛い顔に、うっすらクマつくっといて、平気がるなよ。 まあ、これでもこいつの受け答えは、前よりは良い方なんだ。 前よりっつーのは、俺とこいつが恋仲になる前っつーことで。 その頃は、 (修)「オマエ、寝てないだろ!」 (恋)「寝ましたよ!心配いりません!」 (修)「そうか!?」 (恋)「はい!大丈夫です!」 (修)「じゃあ、オマエが今持ってるものはなんなんだ!?」 (恋)「これですか!?はんぺんです!」 (修)「なんではんぺんなんか持ってんだ!?」 (恋)「分かりません!それじゃ!」 (修)「待て!そっちは壁…」 (恋)「『ごんっ!』痛ぁ!!」 (その辺の色んな隊士)「うわあああ!阿散井副隊長!大丈夫ですか!?」 とまあ、こんな↑感じだったんだ。 嘘つかないだけ、まだマシになった。 なんか、こういう事があると嬉しい。 俺のほうが先に好きになったから、こういう関係になるなんて、夢のまた夢だったから。 可愛い恋次が俺の恋人になったのは、本当に死にそうなくらい嬉しかったんだ。 「阿散井、今日の夕方、開いてるか?」 「夕方ですか?あー…はい、 今日はとりあえず、書類仕事だけなんで、多分大丈夫だと思いますけど…」 「じゃあ、仕事終わったら、俺の自室来て、夕飯つくってくんない?」 「いっすよ!何がいいですか?」 「肉じゃが?」 「ベタっすね。」 「いいじゃん、奥さん作ってよVv」 「呼び方、キツいっすよ…////じゃあ、まあ、とりあえず、肉じゃが作ります…」 「ん、じゃあな。」 「それじゃ。」 本当は、朝で他の隊士がいない内に、接吻の1つでもしたかったんだけど、やめておいた。 六番隊隊室から、すさまじい霊圧を感じたから… 「恋次!早くしろ!この書類を仕上げろ!」 「は、はい!すみません、隊長!」 あいつの上司、朽木白哉。 なんだよ、俺と恋次が話してんのに嫉妬したのか? いい加減、部下離れしろっつんだよ! 「ラブラブねえ、修兵?」 「うおっ!ら、乱菊さん!?」 「夫婦?あんた達、夫婦なの??」 「いや、まあ、いずれは…」 「真顔で受け答えすんじゃないわよ。」 ちょっと見ただけで、すぐ分かる、凶器の巨乳。 そう、これは、俺が前に好きだった、乱菊さんだ。 「まさか、両思いになるとは思ってなかったから、 それだけでも驚いたっつーのに、ここまでラブラブだったとはね…」 「でも、やっぱ、お互い会えるときが少なくて、寂しいっすよ;」 「両思いになった時点でキセキなんだから、贅沢いわない!」 「はい…;」 分かってるけど、両思いになったら、尚更会いたくてたまらなくなる。 「にしても、あんたが私のこと好きだった頃が懐かしいわねぇ。」 「あんときは、乱菊さんにゾッコンでしたもんね…俺…」 「嫌、私が思うに、あんたはずっと前から、阿散井くんのことが好きだったんだと思うわ。」 「…は…?なんでっスか?」 「阿散井くんの事が好き…なんだけど、 男…だから、そんなハズは無い!何かの思い違いだ! って、悩んでる時に、近くにタイプの女がいたから、 そっちに視点合わせて、無理やり気持ちを消去しようとしたんでしょ?」 「はあ…そういう…モンすかねぇ…」 「そうよ。私みたいな女には、ミーハーしか寄ってこないんだから!」 「それは、乱菊さんの色気がすご過ぎて、それだけで寄ってくる間違った男が来ちゃうって事スか?」 「まあ、そういうことね。」 「…;」 「まあ、仕事、頑張りなさいよ。」 「あたぼーッスよ!なんせ、恋次がメシ作ってくれるんスもんVv」 「はいはい、そりゃ良かったわね。頑張って?それじゃ。」 「はい、それじゃ。」 なんか、やっぱ、乱菊さんにはかなわねーや。 とりあえず、仕事頑張ろう。 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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