クリス・ペン（Chris Penn 1965年10月10日生）［アメリカ・俳優］
カリフォルニア州ロサンゼルス出身。父親は映画監督のレオ・ペン、母親は女優。父方の祖父母はリトアニアやロシアから移民したユダヤ系。兄のショーンは俳優、もう一人の兄のマイケルはミュージシャン。12歳のころから演技を始め、ペギー・ヒューリーに師事する。
1982年、フランシス・フォード・コッポラの『アウトサイダー』のオーディションを受けるが、惜しくも不合格となる。しかし、続く同監督の『ランブルフィッシュ』において、主演で友人のミッキー・ロークの推挙を得て合格し、映画デビューを果たす。
1980年代前半には、トム・クルーズ主演の『トム・クルーズ/栄光の彼方に』や、青春映画『フットルース』などに出演。1984年にはコメディ映画『ザ・ワイルド・ライフ』で初の主演を務める。1986年には兄ショーンが主演した『ロンリー・ブラッド』に、母とともに出演。1992年公開の『レザボア・ドッグス』では、主要キャストの一人「ナイスガイ・エディ」（ギャングのボスの息子）役を演じた。
一時期麻薬問題で低迷したこともあったが、個性派俳優としての演技は多くの映画作品に刻まれた。『シカゴホープ』、『ウィル&グレイス』、『CSI:マイアミ』など、テレビ番組にも多く出演した。
2006年1月24日、サンタモニカの自宅で遺体となって発見された。原因は心臓肥大による心筋症と複数の麻薬と鎮痛剤による事故死であると発表された。
2006年1月24日死去(享年40)
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