第14話 運命

スンハは、ウジンの交通事故現場にヘリンを連れて行き、「ソンミンの運転妨害が原因で、ウジンは事故死した」と、告げてギチョルを証人に仕立て上げた。

婚約者のソンミンが、元恋人ウジンの死に関与していた事を知ったヘリンは大きなショックを受ける。

同じ頃、ギチョルに呼び出されて事故現場に向かっていたソンミンは、渋滞に巻き込まれて到着が遅れてしまった。
ヘリンに真相を伝える事ができなかったソンミンは、そのままヘリンの家に直行してウジン救出の時に出来た腕の傷跡を見せて、自らの正当性を訴えた。

ソンミンに好意を持つボナは、2人の会話に割り込み、ソンミンの弁明に加勢する。
しかし、ヘリンは動揺し、「気持ちの整理をつけたい」と告げて、ソンミンと別れた。

ジェヒョンは、就職試験に見事合格した。
しかし、会社に提出する戸籍謄本を見て初めて実父の死を知る。
ジェヒョンは、スジンを誘って父の好物だったカムジャタンを食べに行くが、悲しくて涙が止まらない。

家に戻った2人は、ファジャに戸籍謄本と婚姻届の用紙を渡し、結婚式に着る韓服をプレゼントした。
その後、編隊長とファジャの2人は、あらゆる宗教の神仏の前で結婚を誓う。

ヘリンは、ウジンの居眠り運転を疑い、自分のせいで事故死したと自らを責める。
ボナは、兄の死を運命と捉えて、ソンミンを信頼するべきだとヘリンを励ました。

しかし、同じようにウジンの居眠り運転に疑問を抱いていたボナは、スンハに風邪薬を処方したかどうかを問い正したが、スンハは否定した。

ソンミンに事故の責任を押し付けたスンハは、ヘリンとの留学準備を着々と進めて行く。
しかし、ヘリンには留学する気もなく、ボナからは、ヘリンにつきまとうなと警告される。

ソンミンは、ヘリンの父ジュノを訪ねて、やるせない気持ちを打ち明けた。
同情したジュノは、ソンミンに酒を振る舞い娘の結婚相手として、意識し始める。

数日後、ヘリンはソンミンを呼び出して、プレゼントの指輪を返して、別れようと言い出した・・・。




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