カトゥーシャ・ニアンヌ（Katoucha Niane 1960年生）［ギニア・スーパーモデル］
9歳のときアフリカの通過儀礼である女性性器切除を経験。17歳で出産し、父親の代理の男性と強制的に結婚させられる。
その後セネガルからフランスに渡った彼女はトップモデルとして成功し、イブ・サンローランのミューズにまで昇りつめる。
ファッション界の第一線を退いた後、彼女は「性器切除反対のために闘うカトゥーシャ（KPLCE）」を立ち上げファッションビジネスと連動させたイベントを開催するなど、精力的な活動を展開する。
2007年、カトゥーシャの経験を書いた自伝がフランスで出版され大きな反響を呼ぶ。
その後の活躍に多くの期待が寄せられていた矢先、2008年2月1日の夜、パーティーに参加した後行方不明になる。約1ヵ月後の2月28日、居住船から3キロ下ったパリのセーヌ川で水死体で発見された。
司法解剖の結果、死因は外傷の形跡はなく短時間で水没したことによる水死で事故死の可能性が高いという。
2008年2月1日死去(享年47)
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